シーマンの制作者の斎藤由多加さんの笑えるビジネス本 レビュー！

私はゲームが趣味なので、『ザ・タワー』『シーマン』を知っていたし、
実際にプレイをしたことがありましたが、それを制作した斎藤由多加を
知りませんでした。

もっと、早く知っとけば、良かった。解説の孫正義さんが斎藤さんに
ついて語っていますが、独特な視点・経営者の意外な盲点を指摘していて、

この本は・・・

「社長業のオキテ ゲームクリエーターが遭遇した会社経営の現実と対策」と
堅苦しいそうなタイトルが付いていますが、ビジネス向けの本ではなく
エンターテイメント本。

笑えるビジネス本に出会ったのは初めてです。

起業家というものは、どう考えて一般のサラリーマンとは異なるらしい。
独特の濃いオーラを持ち、話してみると面白い、ただ、自分以外の人の
為に働く、などと云った発想をしないような自己中心的な人たちがばかり
なのだそうです。

そんな人たちは「願望が強い」。私自身、典型的なサラリーマン体質
なので、看板は大事だと思うし、守られている方が落ち着く。

これがしたいって強い願望もない。

成功した起業家たちはレストランに行ってもこのメニュー表の中から
選ぶのではなく、本当に欲しいモノが見つかるまでレストランを探すし
欲しいモノが見つかるまで探し続ける力がある。

あなたが会社を始める時に、「達成したい」と思っていた、個人的
だけれども強烈な願望になる。

今はまだ、持っていない「願望」ですが、近いうちに私も情熱を
傾けられるような「願望」に出会いたいです。




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